見よう見まねで踊ってみる

まずは日常動作でリズミカルに動くことから。そして、セロトニンが分泌されてやる気がわいてきたら、1回20~30分の軽い運動を取り入れてみましょう。

たとえば「スロージョギング」。

隣の人と会話できるくらいの速度で、ゆっくりと走る方法です。

走るのが苦手な人でもできる運動でありつつ、ウォーキングの1.6倍ものカロリーを消費できるだなんて、お得ですね。

おなじみ「ラジオ体操」も、有酸素運動とストレッチを兼ねた“究極の運動”といわれています。

朝の習慣にすれば代謝がよくなり、体温も上がりやすくなりますよ。

リズム運動に慣れてきたら、YouTubeなどで「ダンス」動画を検索し、見よう見まねで踊ってみるのもおすすめ。晴れた日に外で行えば、ますますセロトニンも出やすくなりますね!

出典=『働く女子のための睡眠革命』(光文社)より

お風呂は絶好の体温上昇タイム

毎日の入浴タイムを温活に生かす、とっておきの方法をお伝えします。

まず“シャワーだけで済ませる派”の人は、湯船につかる習慣をつけるところから。

夕方から下がり始める体温は、湯船につかって体の芯まで温めることで再び上昇します。人は体温が下がるタイミングで寝つくと快眠できるため、その体温調整に湯船を利用するのです。

女性の場合は体温の下降が早いので、下がりきらないことも考慮して、入浴後60分以内に就寝できるといいですね。

「それがめんどうなんだってば!」という人は、まずは「入浴=しっかりと眠るための儀式」とマインドチェンジしてみて。それで睡眠が改善されれば「心身ともにリカバーできる大切な時間」に変わるはずです。