自転車レーンにはトラックや車がずらり
次にこれまた都道の314号線、通称「川の手通り」のことだ。写真4にあるとおり、青く塗られた「自転車専用道(自転車レーン)」には、トラックや営業車が平気の平左でいつまでも駐まっている。
こうした状態が常態となっているのが誰もが知る都道の現状だろう。この314号線だけじゃない。駒沢通り(都道416号)だって、外堀通り(都道405号線)だってみんなそう。自転車レーン上に違法駐車がずらり。営業車両の中を見ると、運転席でドライバーが弁当を食べている。
これも自転車にとっては本当に危ない。そんなこと素人が見たって分かる。それなのに放ったらかしだ。
「駐車禁止」ではなく「駐停車禁止」にすべき
こんなの話は簡単で、こうして自転車レーンを設置するなら、その道路は「駐停車禁止」にすればいいというだけだろう。それなのに自転車レーン付きの都道は必ず「駐車禁止」でしかない。これは私の知るかぎり、100%そうだ。
だから、自転車レーンに駐まったクルマは「5分以内の積み下ろしだからOK」「あ、ドライバーがいるからすぐによけます、だから大丈夫」と言い訳しつつ、ずらりと違法駐車しっぱなし。
都道管理者、つまり東京都は「これでいいんですわよ、ふふん」とばかり何もしない。本気で何もしない。