「汚染水」喧伝は問題ではないのか
表現の自由を強く訴える栗下のSNSからは「立憲民主党」の名前を消すよう要求する一方で、先述した処理水問題ではどうか。
2024年1月5日時点で阿部知子議員のSNS(@abe_tomoko)には、《あべともこ(衆議院議員・神奈川12区・立憲民主党)》との表記が見られ、石垣のりこ議員(@norinotes)にも《宮城県選挙区選出参議院議員(立憲民主党)》と表記されている。
以下、近藤昭一議員(@kondo_shoichi)《衆議院議員・愛知3区・立憲民主党》、大河原まさこ議員(@Waku2_ookawara)《(りっけん)東京21区総支部長(大河原雅子)立憲民主党 東京21区総支部長・衆議院議員》、原口一博議員(@kharaguchi)《元総務大臣 佐賀1区選出衆議院議員 当選9回 立憲民主党 総務委員長》、と、いずれも立憲民主党関係者であることを堂々と表記している。
栗下議員の主張は、他の議員達による「汚染水」喧伝よりも問題なのだろうか(篠原孝議員はSNSのアカウントが見当たらなかった)。
「未だにHPVワクチン反対活動を」札幌市議会議員の暴露
また、札幌市議会議員で「子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種推進自治体議員連盟共同代表」でもある成田祐樹は、2023年6~8月にかけ、Xで以下のような発信をしていた。
《議員の中でも、未だにHPVワクチン反対活動をしている人がいる。実際に罹患する方が増えているけど、一切責任は取らない。無責任な政治を続ける事にどうしても納得が行かなかった。自分が会派を抜けた理由の一つはこれ。》
《ちなみに我が市の場合は、
・HPVワクチン反対
・コロナワクチン反対
・日本脳炎ワクチン反対
・全国有志議員の会 会員
・5G電波危険
・副反応と有害事象の違いすら知らずに反ワク活動をし、有害事象数を副反応と伝え続ける
数え役満です。》
《会派がこの方を副議長にしようとしたので、自分は5月頭に会派を離脱。副議長にするという事は、会派が意見を否定しない事に繋がる。納得行かない。結果、現在、立憲民主党からは離党勧告が出される見込み。党道2区総支部は規約に無い処分に慎重だが、党東区は頑なに離党勧告。ま、当人いるしね。》
(※著者注 日本では2013年からマスメディアが主導した反HPVワクチンキャンペーンによって、甚大な「情報災害」と犠牲が生じ続けている)