牛乳は飲料というより食品の一部
まず、お皿の半分に「でんぷん質のない野菜」を詰めます。でんぷん質のない野菜は、アスパラガス、ブロッコリー、ニンジン、キャベツ、セロリ、キュウリなどです。イモ類は含めません。炭水化物が少ないため血糖値も上がりにくく、ビタミン・ミネラル・食物繊維もたくさん含んでいます。
次に、お皿の4分の1を「脂肪分の少ないたんぱく質が多くふくまれる食品」で満たします。魚、鶏肉、赤身の牛肉、大豆製品、チーズなどです。脂肪分が少ないたんぱく質はカロリーが少ないのもよい点です。豆類、豆腐などの植物性たんぱく質も積極的にとりましょう。
最後にお皿の4分の1を「炭水化物食品が多く含まれる食品」で満たしましょう。穀類、イモ類などです。玄米、大麦、オートミールなど精製されていない食品であれば、ビタミンやミネラルが豊富で血糖値が上がりやすい炭水化物の中でもその程度が軽いです。
そして、一緒に飲む飲み物はできるだけカロリーの少ないものを選びましょう。よく言う話ではありますが、とくに牛乳は飲料というより食品の一部として考えてください。
またこのプレート法は基本的な考え方ですので、必ずしもこのプレートで食べないといけないわけではないですが、量を一定にしつつバランスも考えられますので、食事の質を上げる上ではとてもよい方法であると考えられます。
※11 MAYO CLINIC Mediterranean diet for heart health
※14 厚生労働省 健康日本21(第三次)の推進のための説明資料
※20 農林水産省 食事バランスガイド
※21 Centers for Disease Control (and Prevention) Adult Obesity Facts
※22 American Diabetes Association What is the Diabetes Plate Method?