習近平体制では“過激発言”が出世につながる

――薛剣総領事が外交官らしからぬ過激な言葉を使う理由は何なのでしょうか?

現在50代の薛剣総領事はおそらく、「バカじゃね?」みたいな軽い悪口を言うような日本語の会話を過去にあまり経験していないんです。友達となる日本人も、日中友好人士みたいな“上品”な人ばっかりですから(笑)。

なので、「戦狼外交」モードで日本やアメリカを罵ろうとすると、語彙がすくなくて「ウンコ!」「気ちがい!」みたいな表現になっちゃうのだと思います。ちなみに彼の過激ツイートの大部分は、本人が直接自分のスマホで書き込んでいるようです。最近はおとなしいですが、初期には深夜1時に投稿していた例もありますよ。ツイッターで言論の自由を行使するのが面白かったみたいで……。