潔く力不足を認め、将来に向けた話に切り替える

たとえばこういう人の場合

45歳男性、大卒。今まで新卒入社した1社に勤務。
今回は2社目の転職で、同業種・同職種(法人営業職)への応募。

NG!
「組織上の管理層ではありませんが、前職ではアソシエイト職というポジションで基幹業務に従事しており、管理職と同じくらい重責を担っておりました」

↑実態は管理職ではないので、ごまかしにしか聞こえず、見苦しいです。

OK!
「はい、ひとえに私の努力不足だと思っています。やはりサラリーマンとして企業に入社した以上、少しでも上を目指したいという想いは私にもあります。
45歳ですから、他社で役員や部長に昇進している同級生もいます。差がついたと痛感します。
ただし、私は出世を諦めて惰性で仕事をするつもりは毛頭ありません。この転職活動もそうですが、少しでも高い地位に就き、自分の裁量を発揮し、チーム全体や部下の面倒を見ていきたいという強い想いがあります。
目の前の業務に励み、もしチャンスが巡ってきたら、通常の管理業務だけでなく、これは私だからこそできることですが、課長にもなれないミドル社員の気持ちを汲み、彼らがモチベーションを上げられるような仕組みづくりに取り組んでいきたいと思っています」

↑なれなかった理由の説明に時間をかけるより、潔く力不足を認め、将来に向けた話に切り替える方が、面接官の心証は良くなるでしょう。

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