親はどのようにわが子の英語力を高めるべきか

小学校低学年の娘を持つ横川氏がヒントをくれた。

「子供がちょっとでも英語を使ったら、褒めてください。発音も文法も後でいい。とにかく英語を使ったら褒める。すると、嬉しくなって、自信がついて、もっともっと英語を使いたがります。家族以外のいろんな人に英語で積極的にアピールするようになると、英語力と同時に、“I=主語”のある文章で考える力もつきます。この姿勢が大事なのではないかと思います」

大学入試、就職・転職・昇進。かつてないほどに英語力が重視されてきている。わが子の将来のためにも、今のうちからなるべく積極的に英語で話すよう指導してほしい。

教える人
斉藤淳氏

J PREP代表
1993年、上智大学外国語学部英語学科卒業。2006年、イェール大学大学院政治学専攻博士課程修了、Ph.D.取得。ウェズリアン大学客員助教授、フランクリン&マーシャル大学助教授、イェール大学助教授、高麗大学客員助教授を歴任。12年より現職。
(文=菊地武顕)
関連記事
【前編】英語ができる・できない人の衝撃年収差…30代女性で約140万円の差、50代で男性1.5倍、女性2.2倍という歴然
偏差値35からMARCHすべてに合格…「大学受験は無理」と言われていた女子高生が使った「入試のウラ技」
「精神科医が見ればすぐにわかる」"毒親"ぶりが表れる診察室での"ある様子"
「かつては東大卒よりも価値があった」47都道府県に必ずある"超名門"公立高校の全一覧
出川哲朗さんの英語はなぜ伝わるのか…MLBで苦労した元プロ野球選手が見つけた「本当に伝わる英語」