「しょうがない」を止めて、打開する方法を探す
まずは、「しょうがない」を止めてみることから始めてみましょう。物事をあきらめたり、仕方なく受け入れたりするときに使われる「しょうがない」という単語もまた、英語にはないといいます(※2)。近い言い回しの表現はあっても、その一言であきらめて片づけてしまえる、多くの人が共通して使うような簡単な単語はないのだそうです。
業界における暗黙の常識、会社内や部署内での習慣、あるいは面倒な人間関係など、非合理的で理不尽な何かに出会ったとき、あきらめる理由を探して、すぐに「しょうがない」と言うのをやめてみましょう。その代わりに、打開する方法を探すクセをつけるのです。
打開するのが難しければ、回避する選択肢を選ぶ工夫をしてみるのもいいでしょう。我慢して、思考を停止させて、ただ耐え忍んでいては、心にも身体にも悪く、いつまでも待っても「面白い仕事」をすることはできません。
※2 Freshtrax「アメリカ企業が日本企業に勝るたった一つのこと」を参照。