「太った?」と聞かれる最悪のダイエットとは
もし、「余計な部位の脂肪をなくす」ことをしないまま、「希望の部位に筋肉をつける」ことをしようとすると、どうなるでしょうか。そうすると、ただ全身が大きくなったように見えて、せっかく努力しているのに「太った?」と聞かれかねません。逆に「余計な部位の脂肪をなくす」ことだけをして、「希望の部位に筋肉をつける」ことをしないと、ガリガリでかえって不健康に見えてしまいます。
太り過ぎだけでなく、やせすぎもまた、健康には大きなリスクであることは、この機会に指摘しておきます。正しい知識をもとに、20日間プログラムやウエストマイナス10センチのための半年間のカロリー収支計画を実践し、健康的な生活が習慣化されて初めて、それぞれの理想の見た目が手に入るのです。
こう説明すると、ハードルがかなり高いように感じられてしまうかもしれません。実際、ひと昔前まではそのハードルはかなり高く、それゆえにボディビルダーやフィットネスモデルは稀有な存在だったのです。ところが、現在はガジェットやアプリの登場により、「理想の見た目」はだいぶ手に入りやすくなっています。恐れずに、貪欲に、進んでいきましょう。