銀行選びには比較検討が欠かせない
お金持ちは安全性やコストなどを吟味して、金融機関や金融商品を選んでいるわけですが、一般の人には比較検討しない人が少なくありません。
以前、お金の貯まらない人に住み着く貧乏神について紹介したことがあります。その一つが「比較検討をしない」貧乏神でした。牛乳やトイレットペーパーなど日用品は複数の店の価格を比較して買う人が少なくありません。ところが金融機関や金融商品となると比較検討をしない人が目につくのです。
生命保険は典型的です。生命保険に加入すると、生涯に支払う総保険料は1000万円を超える人も多くいます。そんなに高額な買い物であるにもかかわらず、比較検討せずに加入してしまいます。「難しいから」「面倒だから」という人が多いのですが、貧乏神はそんな人が大好きです。
前述のように1000万円以下の預金であれば、預金保険の対象ですから銀行の安全性についてあまり意識する必要ないかもしれません。ただ、金利や手数料、サービス、利便性など比較検討できるポイントはたくさんあります。ぜひ、自分にあった銀行を選んで付き合いましょう。