「『絶対に』こうしたほうがいい」という言い方はしない
ただ、店長の私が面談を行う場合は、可能な限りアドバイスします。
それでも「『絶対に』こうしたほうがいい」という言い方はしません。あくまでも私のアイデアは無数にある営業手法のうちの一つであるというスタンスです。そして最後に必ず「何か俺にできることがあったら言ってね!」と伝えます。
アドバイスをするときはあくまでも提案ベースで行い、よく分からない場合に知ったかぶりをしてはいけません。
私は愛媛、東京、千葉と地域性も運営方針も異なるさまざまなキャバクラに勤めたことがあり、現在の「Club Runway」で11店舗目です。
異動したり転職したりする度に、キャバクラ運営方法の多様性に驚いています。
そんなときに「僕は今までこうやっていましたから」と頑なになってしまうと、他の従業員との関係がギクシャクしてしまいます。そのため、まず自分からキャバ嬢や黒服に挨拶し、何か自分にできることはないか聞くようにしていました。
「新人上司」は部下のサポート役としてコツコツ信頼を積み重ねていく必要があるのではないかと思います。
大事なことはLINEで伝えるな
LINEなどのメッセージアプリは簡単な文章で気軽に連絡がとれて便利ですが、仕事で利用する際には慎重になる必要があります。
私は欠勤したキャバ嬢に指名のお客様が来ていたことを伝えるときなど、簡単な業務連絡にしか使いません。
特に絶対に文章で送らないと決めているのは、給料に関することです。
私が関わっていた店ではありませんが、あるお店からキャバ嬢へのメッセージがスクリーンショット(スクショ)で出回ってきたことがありました。