知識はあるのにアイデアが浮かばない、物事がうまく整理できない……。そんな悩みを抱えているなら、一度あれこれ思案することをやめ、身体から脳の機能を高める方法にアプローチしてみてはいかがだろう。

ゆるんだ状態を脳に覚え込ませる

ゆる体操は、脳と筋肉の反応を理想に近づけることを目指している。たとえば、大勢の人前でスピーチをする場合、普通の人は緊張する。ところが、場慣れしている人は「緊張してはまずい」と身体が勝手に深呼吸したり、肩を上下させたりして、硬くなった身体をほぐす。緊張を解きほぐそうと脳神経が無意識のうちに身体に働きかけているわけだ。

ゆる体操を続けていると、これら一連の働きかけが無意識のうちにできるようになる。結果的にどんな緊張を要するような場面でも冷静に対応し、的確な判断ができるようになる。実は、ゆる体操の多くは、このように人間が疲れたときや緊張時に自然に取る身体の動きをヒントにしている。