ひざコゾコゾ体操

方法/あおむけに寝てひざを立てる。右足のふくらはぎを左ひざの上に載せて、「ダラ~ッ」と言いながら力を抜く。足の重みでふくらはぎがひざにめりこむような感覚で。次に、「コゾコゾ」とつぶやきながら、ふくらはぎを前後に小さく動かす。気持ちよくなってきたら、ひざの裏からアキレス腱のあたりまで少しずつずらしながら“イタ気持ちいい”部分を探していこう。もう一方の足も同様に行う。

効果/熟睡できる。睡眠導入法としても最適で、目覚めが爽快に。大腰筋が鍛えられるので背骨と骨盤の位置が正しくなる。運動の刺激は脳まで届くため脳機能も全体的に活性化する。

ゆる体操を実践したビジネスマンの声

熟睡できるようになり、疲れが翌日に残らない/河本一郎さん(34歳・IT会社財務担当)

ゆる体操歴は10年になりますが、成果が目に見えて表れたのは始めて4年目あたりからです。かつては、社外はもちろん社内に電話をかけるだけで緊張していたのですが、5年目くらいからは、人前で話す機会があっても臆することなく、自然体で自分の役目が果たせるようになりました。仕事でどんなに疲れたときもゆる体操をして寝れば熟睡できるようになったため、疲れが残らないのも実感しています。平日は妻と楽しく会話する時間が持て、週末もゴロゴロして過ごすことがなくなりました。おかげで夫婦円満。これもゆる体操の効果と感謝しています。

※ゆる体操は運動科学総合研究所が開発、指導を行っている体操です。ゆる体操の指導はNPO法人日本ゆる協会の公認資格をとってから行うようにしてください。
※すべて雑誌掲載当時

運動科学総合研究所所長
高岡 英夫

武術家、運動科学者。東京大学卒業後、同大学院教育学研究科を修了。大学院時代に、西洋科学と東洋哲学を融合した「運動科学」を創始し、人間の高度な能力と身体意識の研究に携わる。『仕事力が倍増する“ゆる体操”超基本9メソッド』『頭が必ずよくなる!「手ゆる」トレーニング』『「ゆるめる」身体学』など、著書は80冊を超える。

「ゆる体操」とは、高岡氏がヨガ、気功、呼吸法、ストレッチ、武術などのエッセンスを取り入れて開発した、身体をゆるめることで身体や脳の機能を高める体操法。「モゾモゾ」「ゴロゴロ」などの擬態語を声に出しながら楽しく手軽に取り組めるのが特徴。全国各地に教室もあり、オリンピック選手からお年寄り、企業経営者まで、多くの人々に支持されている。

 

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(構成=平原 悟 撮影=市来朋久 スタイリング=中瀬純一)