瀬戸内寂聴役はサクラしかいない
既に引っ張りだこの争奪戦が始まっているに違いないが、さらに頼もしいと思うのは、彼女がちゃんと作品を選ぶところ。
刑事・医者・弁護士のいわゆるド定番ドラマや、陳腐な女ボスドラマには出ないだろうし、出てほしくもない。特に主演作に対しては、出演する意義をしっかり確認しているような気もする。
個人的には、ちょっと裏ぶれて斜に構える役や、頭が悪そうに見えてもうがった物言いが胸をすく役も好きなので、制作陣には「安藤サクラをきれい事にはめこむな」と言っておきたい。
もし万が一、瀬戸内寂聴や田中真紀子の半生をドラマ化する場合は、安藤サクラ一択でお願いします。