「いい一日になる!」と強気で家を出よう

今日一日がどんな日になるかは、誰もわかりません。もちろんスケジュールがありますから、日によってはワクワクしたり、気分が重くなったり、さまざまでしょう。家を出るときの気分というのは、その日待ち受けている仕事に左右される部分が大きいと思います。

枡野俊明『仕事も人生もうまくいく整える力 禅が教えてくれる98の養生訓』(三笠書房)

だからこそ、「今日はいい一日になる!」と声を出し、そう確信し、明るさで向かう先を照らすように、元気な一歩を踏み出すことが大切なのです。

とくに負の予測をするのはやめて、とにかく気分を明るくしましょう。そうすれば、やるべきことがなんであれ、尻込みすることなく、元気に向かっていくことができます。たとえ結果が出なくても、「精いっぱいのことをやった」という爽快感が残るはず。

少なくとも「なんとなくおよび腰になって、持てる力の半分も発揮できなかった」というふうなことにはなりません。

よく「イヤな予感ほど当たる」といわれるように、「うまくいかないかも」とビクビクして取り組んでうまくいった試しはないのです。ここは強気でいきましょう。

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