決裁者の基準は何か

あと、必ず聞くようにしているのは、「決裁者がどういう基準で決めるか」です。

決裁者に直接聞けない場合は、担当者から過去の傾向などをヒアリングして、その範囲の中で松竹梅のようにバリエーションを提案して当てにいきます。

西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)

もちろん、予算の確認はマストです。1000万円規模のプロジェクトなのか、1億円規模のプロジェクトなのかで、やることはまったく違うので。

ときどき、「いくらお金がかかってもいいから」と言う人もいますよね。僕はそういうときには、「じゃあ、20億円ください」って返すようにしています。

すると、絶対にOKにならないんですよ。そういう人に限って、じつはそんな権限を持っていなかったりします。

問題解決であれ目標達成であれ、できるだけムダ玉を撃たないためには、しっかりヒアリングをして相手のニーズを絞り込むことが重要です。

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