「昔のクリスマスはこうだった」トークはご法度
次なる上司の迷惑トークは、昔話や自慢です。若い人たちからしたら、上司の昔話・自慢話は興味がないはずです。
若手に「クリスマスどうするの?」と質問しておきながら、話を奪って「私が、あなたくらいのころには、有名なイタリアンを予約してディナーを楽しんだものよ!」とか、「みんなでお店借り切って朝までパーティーしたものよ!」など「昔はこうだった」と一方的に話していませんか。そんなことをしようものなら「興味がない自慢話・昔話に突き合わされて迷惑」と煙たがられてしまいます。
それでも、昔話をしたいときには1分以内に収め、「今は時代が違うよね」と価値観や時代の違いを理解していると伝えましょう。そして「今のトレンドってどんなの?」と今の世代のクリスマス事情を教えてもらう態度を見せると“話が通じる上司”という印象になります。
職場でクリスマスの予定を聞かれたときのかわし方
さて、クリスマスの予定は「家族で団欒」という人ばかりではないでしょう。ここからは、上司や同僚からクリスマスの予定を聞かれたときのうまいかわし方について見ていきましょう。
クリスマスの予定がないことを気にする必要はありませんが、プライベートなことを職場の人にとやかく詮索されるのは煩わしいと思うこともありますよね。
そこで、プライベートなことを詮索されたくない方におすすめなのが、普段から周囲に「自己開示」をしておく方法です。自分から話すなんて逆なのでは? と思うかもしれませんが、自分が話したいことだけを選ぶのがポイント。例えば、愛犬の話、推し活のことなど、この程度なら話してもOKというプライベートな情報を提供しておくのです。
あなたともっとコミュニケーションを取りたくてクリスマスの予定を聞いてくる上司や同僚への対処法として、言いたくないことは言わないけれど、言っても差し支えないことはオープンにしておく。そうすれば、クリスマス以外の話題で雑談ができるので、しつこく詮索するようなことは少なくなるかもしれません。少々面倒かもしれませんが、職場のコミュニケーションが円滑な方が業務効率も上がりますし、自分が働きやすい環境を整えることにも繋がります。
それに、同僚や上司に「クリスマスはどうするの?」と聞かれたときに、あなたの趣味が周知の事実なら、「はい、うちのトムくん(犬の名前)に、ペット用ケーキを予約しました」「推しと一緒に過ごします(ファンのタレントやアニメのDVD鑑賞)」といったように、話題をすり替えやすいので便利です。