どの店で買物をするとポイントがつくとか、どの店でおまけがもらえるかといった情報をいくら集めても、大局を変えるほどの差にはなりません。

そんな細かい違いを知る必要はないし、知っていることがむしろ害になります。

「ちょっと視界が悪いな」と思うくらいに情報を絞り込み、そのぶん浮いたお金と時間を何かあったときのために残しておけばいいのです。

テレビを捨てましょう。

この本も捨てるべき

だいたいこの本だって同じことをしています。「情報を減らせ」といいつつ、この本自体が情報です。ですから、この本も捨てたほうがよいのです。忘れたほうがよいのです。

大脇幸志郎『運動・減塩はいますぐやめるに限る!』(さくら舎)

かんじんなのは、読者がこれまでどれほど多くの情報に振り回されて自分を見失ってきたかを思い出し、判断に迷ったらテレビやあやしい本ではなく自分の胸に相談するようになることです。

わたし自身も、テレビを捨てろ捨てろといいながら、捨てていません。妻の楽しみを奪わないことのほうがだいじだからです。何を優先し、何を目的とするかを自分で決めようというのがわたしの主張なのです。

そして、それはいちど伝わってしまえばわざわざ思い出す必要もなくなるものなのです。

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