いま、求められている資格は何か。たとえば医療事務などの医療系の資格です。高齢化が進む日本、郊外では新しい病院がどんどん増えていますし、活躍の場は多くあります。また介護施設も増えており、病院に併設されるケースも多いです。介護福祉士や介護事務など、介護系の資格も狙い目です。

薬事関連も同じく重宝されます。薬事事務など様々な資格がありますが、注目なのは登録販売者。法律に基づいて一般用医薬品の販売等を担う薬の専門家です。薬剤師とはまた別ですが、国内医薬品の9割の薬剤を扱えるようになります。もちろん簡単に取れる資格ではありませんが、薬学部に通わなくても取れるので人気が高まっています。ドラッグストアに勤める際、登録販売者があれば時給がアップしますよ。

マネー系もこれからさらに求められる資格です。日本はいま、空前の「お金ブーム」。国は年金が破綻しかけるなど、政府が国民の面倒を見られなくなりつつあります。岸田政権が投資を勧めるようになったのは、皆さんもご存じでしょう。小中学校でもお金の授業が始まるとも言われており、こうした背景からお金の専門家はこれから需要が大きく見込まれます。マネー系資格の定番はFPですね。再就職に効いてくるのは2級以上と言えます。

「人生100年時代」となり日本人のライフプランが変わるなか、キャリア系資格もこれから伸びそうです。定年を迎えた人の再就職ならば、キャリアコンサルタントなどキャリア系の資格は狙い目。「これまで企業で部長をやっていました」と言っても、少し曖昧な印象を受けます。だからこそキャリア系の資格を取って証明することが大切。実績がすでにある方なら鬼に金棒です。自分より下の世代の相談に、専門家の立場からアドバイスをすることも可能になるでしょう。

再就職、履歴書のポイントとは

再就職で応募する際には、とにかく履歴書を埋めるように心掛けましょう。履歴書は意欲が表れるので、スカスカの履歴書はNG。やる気を疑われてしまいます。本当にその会社に入りたかったらビッシリ書いて、しっかりアピールを。そのとき、履歴書を埋める材料となってくるのが資格です。

採用担当者から見ても、資格があるのとないのとでは印象が大違い。単に「パソコンができます」と言われても曖昧な情報にすぎません。資格欄に「パソコン検定3級」と書いてあれば採用する側もスキルが想像できて安心できますし、ミスマッチ採用も防げます。応募する職種に関係のある資格があれば、大きなアピール材料になります。また履歴書には「取得見込み」と書いても大丈夫。取得に向かって勉強中であることも良い印象を与えます。