更年期以降になると子宮内フローラが乱れる

妊活領域以外では、更年期になってエストロゲンが不足すると、腟内のラクトバチルスが減ってしまうことがわかっています。ラクトバチルスは乳酸をつくり出して腟内を酸性に保ち、雑菌の侵入を防いでいますが、更年期以降になるとラクトバチルスが減って腟の自浄作用が低下し、細菌性腟炎が起こるケースも増えます。ニオイの原因にもなると考えられます。気になる人は、腟内の検体を自己採取して、子宮内フローラを予測するセルフ検査キットもあるので、そうしたものを活用してみてもいいでしょう。

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普段の生活では、腸活を行うと子宮内フローラも整うと言われています。食生活では発酵食品をとるように心がけ、ラクトフェリンのサプリメントなども活用するといいでしょう。

(構成=中島夕子)
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