具体的な見直し方法はリスクの内容によって異なる。処方箋をお話しする前に、理想のローンについて整理しておこう。

私が考える理想的な住宅ローンには3つの要素がある。1つ目は「少なくとも10年間、金利が固定されていること」。その間に残高を確実に減らすことができる。たとえば10年固定では11年目に金利が見直されるが、10年間で残高が減っている分、11年目に金利が上昇しても返済額の増加をある程度抑えられる。

2つ目は「ローンを返済しながら貯蓄できる返済額であること」。身内の不幸や冠婚葬祭、家電の買い替えなどが重なっても年間の家計収支を赤字に転落させないため、教育資金以外に少なくとも年間60万円程度は貯蓄する必要がある。