独創的な仕事を作る「持論系モチベーション」
そして、③の持論系モチベーションこそ、最強のモチベーションであると私は考えています。
これからの時代は、何事も自分で決断し、自信満々の態度と表情を維持しながら、人生を歩むことが求められるからです。それだけでなく、徹底して持論を仕事のなかに吹きこんで、独創的な仕事にしていくことに努めてください。
高校を卒業して、すぐにメジャーに行きたいという大谷選手の強い思いを変えたのが、北海道日本ハムファイターズのドラフト指名でした。そのことを振り返って、大谷選手は以下のように語っています。
「最終的には良い判断ができたと今では思っていますし、今でも野球ができていることを考えたら、あのときの決断はよかったんじゃないかなと思いたい部分があります」『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』(扶桑社)
もちろん、決断するにあたって大谷選手がご両親と徹底的に話し合いをしたことはいうまでもありません。
「あれだけ両親と話をしたことは今までなかったと思います。あの時期は、どんなことがあっても忘れないと思いますし、死ぬまで覚えていることだと思います」『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』(扶桑社)
大谷選手のように、いくら失敗してもトライをつづける人が成功にたどり着けるのです。
一方、エラーを恐れて行動しない人はいつまでたっても、成功できません。「持論系モチベーション」を駆使してトライしつづける人だけに神は微笑むのです。