今シーズンでユニフォームを脱ぐ日本ハムの斎藤佑樹投手の“再就職先”がどこになるか注目されている。スポーツライターの酒井政人さんは「五輪のメダリストを含め現役時代に大活躍した選手の多くがセカンドキャリア構築に苦しんでいる。解説者、タレント、キャスター、ユーチューバーなどのほか、男子マラソンの大迫傑さんのように法人を立ち上げ、人材育成ビジネスを始める人もいる」という――。

日本ハム・斎藤佑樹の引退後の人生は前途洋々か

今シーズンで現役引退する日本ハムの斎藤佑樹投手(33)の引退セレモニーが10月17日に行われたが、早くも斎藤争奪戦が繰り広げられている。

引退記者会見でハンカチを手にする日本ハムの斎藤佑樹投手
引退記者会見でハンカチを手にする日本ハムの斎藤佑樹投手=2021年10月17日、札幌ドーム(写真=時事通信フォト)

文春オンライン(10月17日)によれば、ユニフォームを脱いだ後は、本人は「何をすべきか、もう少し考えたい」と記者に話す一方、知人の話として「コロナ禍の前から秘密裡に芸能事務所やエージェントと接触し、そのうちの1社に所属することが内定している」とし、テレビ朝日系の『報道ステーション』がオファーしていると報じている。知名度が十分なだけにスポーツキャスター&タレントとして、選手時代以上に稼ぐ可能性がある。