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「モチベーションダウン」の設問では、あなたの活動力を診断している。社会的成功者は一様に活動力が高いものだが、活動力のある人は、同時に心理状態もいきいきしているのが特徴である。

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一方、活動力の低い人は、自分に自信がなく、自分の可能性を信じられない人が多い。原因は、幼い頃からのマイナス体験の蓄積にある。自分は結局何をやってもうまくいかないという思いが心の中で支配的になると、生活全般にわたって意欲が低下してしまう。

ひとつの分野で成功体験を積むと、その成功体験が他の分野にも波及していき、ふと気づくといきいきした心理状態を獲得できている場合がある。そのいきいきとした心理が、さらには活動力を押し上げる。心理状態と活動力は車の両輪なのだ。

「リスク怖い病」の人は、チャレンジ精神に乏しい人である。このタイプの人は、過去、何かにトライをして大失敗をしたり、失敗をひどく叱られた経験の持ち主であることが多い。

幼い頃の出来事であるため、顕在意識は覚えていないが、潜在意識が明瞭に記憶していて、再びトライしようとすると、「やめておけ」と足を引っ張るのである。旺盛なチャレンジ精神は仕事をするうえでも成功をするうえでも必要不可欠だが、だからといって、あらゆることにチャレンジ精神を発揮しようと試みても、逆に失敗を重ねて一層引っ込み思案になるのが落ちだ。得意な分野からトライをして徐々にチャレンジ精神を回復していくのが、いささかセコイが賢い方法である。