各省庁にIT知識を持つ人材がほとんどいない
また、各省庁にIT知識を持つ人材がほとんどおらず、システム開発は「ITゼネコン」と呼ばれる外部の大手ベンダーに任せきり、ベンダーは今の仕事のやり方を前提にシステムを組むから、DXからはほど遠いものが出来上がる。しかし、どんなに出来の悪いシステムでも、大盤振る舞いで高額予算を出してくれるのでまさに政府様様。デジタル庁ができてその利権が失われるかと危惧していたが、どうやらその心配もないと胸を撫で下ろしているだろう。
デジタル庁が音頭をとって作るとしている国と地方の統合システムが、サグラダ・ファミリアと揶揄されたみずほの旧システムのようなことにならないことを祈るばかりだ。