6カ月の運用で普通預金の800倍お金が増えた

これら3銘柄で6カ月ほど運用してみて、それぞれのリスクの違いがだいたい分かった後は、自分のリスク許容度を改めて考えた上で商品や積立額をアレンジしてみるといいでしょう。たとえば長期運用を前提として、もっとリスクを取ってみたいと思ったら、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の積立額を増やすのもアリです。

私がこの3銘柄で2020年の初めから6カ月間運用した実績も載せておくので、参考にして下さい。2カ月目にコロナショックで大きく下落したので、それぞれの値動きに差が出ています。

コロナショック後の株式相場は、比較的早期に回復したので、全世界株式については6カ月間、月1000円を積み立てした結果、+7.95%(+477円)の含み益となりました。

大手銀行の普通預金金利は年0.001%である事から、普通に貯金をした場合と単純に比較すると、約800倍なので、投資でお金が増える実感が湧くと思います。

変動が大きい高リスク商品は長い目で見るべき

ただし、全世界株式の2カ月目の結果は、−16.11%(−322円)と大きく下がり、もし、月100万円を投資していたとしたら、−32万3000円と一時的に、大きく資産を減らした状態になります。耐えきれないと思われる方もいられると思いますし、一時的な値下がりだからと堂々とできる人に分かれるでしょう。

今後も下記の図表4のペースで増えていくとは限らず、全世界株式に関しては、長く運用を続けた結果、平均で年4~5%程度の利回りを見込んでおくといいでしょう。

2020年1~6月までの運用実績をもとに算出。運用実績については毎月1日に、各銘柄に月1000円ずつ積立注文を行った際の損益率を掲載。
小林亮平『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』(KADOKAWA)

最後に、つみたてNISAをどこの金融機関で始めるかについては、豊富な商品ラインナップがあり、またポイント還元がお得なネット証券をおすすめします。特に、楽天証券では、投資信託の積立を楽天カードでクレジット決済することができて、投資をするだけなのに、積立額の1%が楽天ポイントとしてもらえて大変人気です。

また、楽天証券は2021年3月の月間の新規口座開設数が25万を超えましたが、そのうち30代以下が68%、女性が45%、そして投資初心者が75%を占めました。初心者に人気だといえるでしょう。

投資の一歩目にもおすすめのつみたてNISA、月3000円とお小遣い程度から始められるので、自分の投資スタイルを見つけるためにもぜひ試してみて下さい。

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