「不惑」を迎える彼の行く道とは
結婚するという夢を見させておいて、都合が悪くなると事務所のせいにして逃げてしまう男に、愛想が尽きた。そう考えると、2人のプライベート写真が文春に載ったのも、腑に落ちる。
10月に文春の記者が沖縄の離島を訪れると、大野と彼女が一緒に暮らす夢を見た“約束の土地”には雑草が生い茂っていたという。
ジャニー喜多川社長(故人)は、才能のある少年たちを見出し、手取り足取りアイドルになる術を教え込み、多くの人気アイドルたちを輩出してきた。
だが、喜多川社長は彼らに、社会人として生きていくために必要な“社会常識”を教えなかったのではないか。そう思わざるを得ないのだ。
大野は今月26日に「不惑」を迎えるそうだ。アイドルという着ぐるみを捨て去り、ファンの目を気にせず、自分の信じる道を歩き始めてもいい年だと思う。(文中敬称略)