小田急も「ロマンスカーミュージアム」をオープン

京急に続いて鉄道ミュージアムを開設するのが小田急電鉄だ。小田急は2021年春のオープンを目指して、海老名駅の隣接地に「ロマンスカーミュージアム」の建設を進めている。

こちらは「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトに、「初代ロマンスカー」こと「SE(3000形)」や、初めて展望席を設置した「NSE(3100形)」など歴代ロマンスカーの展示や、沿線風景を再現したジオラマや運転シミュレーターなど定番コンテンツに加え、子どもが自由に遊べるキッズゾーンや、小田急線の眺望を楽しめる屋上ビュースポット、カフェなど幅広い年代が楽しめる施設になるという。

この他、大手私鉄の鉄道ミュージアムとしては、1982年に東急電鉄が創立60周年を記念して開設した「電車とバスの博物館」、1986年に営団地下鉄(現東京メトロ)が開業60周年を記念して開設した「地下鉄博物館」、1989年に東武鉄道が開業90周年を記念して開設した「東武博物館」、2013年に京王電鉄が開業100周年を記念して開設した「京王れーるランド」がある。

筆者撮影
東京メトロが運営する地下鉄博物館の展示車両