“風邪は万病のもと”――といわれる風邪。正式には「風邪症候群」という。鼻から喉である咽頭(いんとう)までの上気道に急性上気道炎を起こす病気で、90%以上がウイルス感染が原因である。
風邪を引き起こすウイルスは、ライノウイルス、アデノウイルスなど200種類以上あり、インフルエンザもそのひとつだが、症状にも感染力にもだいぶ違いがあるので、インフルエンザは特別に扱われている。
年間を通して、上気道炎の症状である「咳」「くしゃみ」「鼻づまり」「鼻汁」「喉がいがらっぽい」などで医療機関を受診した患者のうち、風邪症候群が50.7%。風邪と思っても風邪ではなく、31.4%が呼吸器感染症、6.4%がその他の感染症、11.4%が不明である。
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