「結婚は最近はしたほうがいいと思っている」と発言
『文春』によれば、ことあるごとに「結婚願望がない」と語っていた二宮が、13年11月に放送された「ニノさん」(日テレ系)では、「俺はね、結婚は最近はしたほうがいいと思っている」と新たな心境を吐露し、次のように続けたそうだ。
「この人がすごい好きだから結婚したいとかじゃなくて、もうそろそろ孝行の一つとして孫見せなきゃまずいかなっていう感じ。生きているだけで幸せなんだけど、もう一個嬉しいこと乗っけてあげたいってなってきたんですよ、急に」
そうしてようやくここへきての結婚発表となる。二宮のメディアへ送った文章はこうだ。
結婚後も、これまでと変わらず活動してまいりますので、温かく見守って頂けましたら嬉しく思います。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2019年11月12日 二宮和也」
素っ気ない文章だが、ここにも二宮と彼女、事務所側の思惑があるといわれているようだ。
活動休止を機に事務所を離れるのではないか
メディア関係者によると、今年10月頃に一部の出版社などに彼女の代理人である弁護士から、一通の通知書が送りつけられたという。
「その通知書には、彼女は18年3月末までは芸能活動をしていたが、現在は一般人なので実名、及び顔写真等などは公開しないように記されていた」というのである。
つい1年半ほど前までは芸能活動をしていたのに、こんな書面が届くのは珍しいという。
騒がれて、前回のような騒ぎになることを恐れてのことだろうか。それとも、結婚発表にいい顔をしないジャニーズ事務所への気配りからだろうか。
テレビ、新聞、スポーツ紙は、事務所へ配慮して、彼女の実名を出さないところが多い。『フライデー』も「Aさん」である。
「嵐」が来年末で活動を休止しSMAPはバラバラ。アイドルを見出す天才だったジャニー喜多川社長も亡くなり、ジャニーズ事務所の将来は暗澹たるものである。
タレントたちは次々に独立し、テレビへの影響力も失いつつある。ジャニーズ凋落の象徴が二宮の結婚で、おそらく二宮は、活動休止を機に事務所を離れるだろう。
ファン離れを恐れ、カネもうけの手段としてしか自社のタレントを見ないできたジャニーズのやり方に、「NO!」を突きつけるために。
これは私の個人的な願望だが、そうなる兆しははっきりと見えた。(文中敬称略)