最初に投資に回すと決めた範囲内で運用すること

さらに、どれだけ儲かっても、最初に投資に回すと決めた範囲内で運用することです。そうすれば万が一、損失が出たとしても、損失は最小限に食い止められるはずです。

人が投資で失敗するのは、必要な生活資金に手を出したり、借りたお金を投資に回したりして、損失を広げてしまうからです。

投資をしたがために借金を迫られ、歯車がズレて自己破産……という最悪のシナリオを避けるために必要なのは、投資にいくらまで使ってよいかを設定し、そのルールのうえで投資を行うことです。

黒田尚子
ファイナンシャルプランナー
CFP1級FP技能士。日本総合研究所に勤務後、1998年にFPとして独立。著書に『50代からのお金のはなし』など多数。
関連記事
終電を逃したら「乗り捨て自転車」がお得
"生涯無職の32歳"が抱く年金不安の正体
第2のハネムーン満喫しすぎた夫婦の末路
定年退職後に"夫婦でクルージング"の末路
中学生でもわかる損しない株投資ルール6