5000円程度から投資可能な銘柄

このうち金は、地政学リスクにも強い資産です。投資形態を選ぶなら「金ETF」が有力です。5000円程度から投資可能な銘柄もあり、現物取引よりも手数料が安く、保管料もかからないので、スタートしやすいという側面があります。

とはいえ、手元資産も投資経験も少ないという場合、金融庁が国民の安定的な資産形成促進のために導入した「つみたてNISA」があります。NISAというのは「少額投資非課税制度」のことで、年間40万円の積み立てに限られますが、投資から20年間は非課税のまま運用を継続することができます。無理のない範囲で購入することをお勧めします。

令和元年のポイント:メガバンクより20倍以上お得なケースもある!

目黒政明
ファイナンシャルプランナー
1959年生まれ。慶應義塾大学卒業後、大和証券、独立系FP会社を経て、特定の金融機関に属さない独立系FP集団「生活設計塾クルー」を設立、代表に。得意分野は金融資産運用設計(資産運用アドバイス)。
(構成=岡村繁雄 写真=iStock.com)
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