年金減少
夫婦でトクする「妻の受給額アップ」のコツ
もしもあなたの妻が年下なら
老後資金の柱となる公的年金。物価上昇に伴い支給額が増える機能があるが、現役世代の保険料負担を抑える目的もあり、経済情勢に応じて給付水準を抑制する「マクロ経済スライド」が導入された。これにより、物価上昇率と同様には増えないことになった。消費税増税で物価は上昇、年金は増えない、という状態になった場合には、実質的な目減りが続くことになる。
夫婦ともに会社員の場合、どちらも厚生年金に加入しており、年金は加入年数(保険料を支払っている年数)と平均年収によって年金額が決まる。年金を増やすには受給開始時期を遅らせる繰り下げ支給(1年遅らせるごとに、以後の年金が8%増額)という手がある程度だろう。
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