メディアによって「完全に誤読」されている

文春(2/7号)では、小室の代理人を務めている上芝直史弁護士がインタビューに答えている。

上芝によれば、この文書は元婚約者に向けたものでも反論でもないのに、メディアによって「完全に誤読」されているという。

昨年11月に秋篠宮のいった「相応の対応」へのすべてではないが、その一環だそうだ。したがって、今後、元婚約者との間で互いに納得ができれば、結婚へ向けてハードルが下がると認識していると話す。

眞子さんはこの件を知っているのかという問いには、

「眞子さんは、圭さんが発表した文書の存在と内容、そしてこうした形(マスコミを通じて)で、皆さんにお届けするというのを知っていらっしゃった」

と答えている。2人の結婚の意志については、

「小室さんは少なくとも『結婚する』という意思は変わっていないし、眞子さんから『それは違う』ということも聞いていない」

文春も、「秋篠宮ご夫妻は文書発表を知らされていなかった。(中略)今回の文書発表で今まで以上に落胆されているようです」(ある宮内庁関係者)と、娘からは何も聞かされていなかったと見ている。

「『借金トラブル』円満解決で悲願の結婚へ」

したがって、たとえ金銭トラブルが解決しても、これまでの小室圭に対する不信感は拭えず、「眞子さまが、小室さんとの結婚を考え直し、話を切り出してくれることを今も待たれている」(同)

では、元婚約者の本音はどうなのか。金銭トラブルを最初に報じた週刊女性(2/12号)を見てみよう。

何とタイトルは、「眞子さま『借金トラブル』円満解決で悲願の結婚へ!」である。

金銭問題については秋篠宮家関係者がこう語っている。

「小室さん親子には、元婚約者から受けたお金の支援を“贈与”と主張していることから、借金を返済するという形ではなく、“慰謝料”や“迷惑料”などの名目としてお金を払う可能性があるそうなんです。もちろん、双方で話し合ったあとに金額などは決定していくと思います」

これに対して元婚約者は、

「本音は全額を返金してほしいですが、最悪、生活費は諦めてもいいと思っています。ただ、ICUの入学金と授業料、アメリカ留学費用、アナウンススクールにかかった費用は、小室家が生活をしていくのに関係のないお金なので、必ず返してほしいです。

お金を返してもらえるなら例えば“和解金”という名目などでも納得して、この件は打ち止めでかまいません。少なくとも、相手側は1歩踏み出してきたし、私も弁護士と相談しながら今後、協議を進めていくつもりです」

宮内庁関係者も、

「借金問題がクリアになれば、殿下が求められている婚約条件を満たしているに等しいので、おふたりにご意思がある限り結婚する方向へ進んでいく可能性は十分あるでしょう」

と見ているというのである。