老後に長く働けば働きがいアップ&家計も好転

▼30、40代から「最後の10年」の働き方をイメージしてみる

いくつかのパターンを示しつつ「ラスト10年の働き方」について考えてきましたが、30代から40代であっても、「ラスト10年の働き方」に思い巡らしておくことは決してムダにはならないと思います。少なくとも60歳になって初めてこのことを考えて、「65じゃなくて70まで働かなくちゃいけないの?」と絶句するような悲劇を回避できます。

「働かなくちゃいけないの?」と愚痴をこぼしながら想定より長く働くほど苦痛なことはありません。むしろ老後に長く働くことは働きがいを充足させ、かつ家計を好転させる大きな手段です。手元の資金と、健康と働く意欲のバランスを考えながら、いつまで働けるか、どれくらい稼げるかを考えてみてください。

(写真=iStock.com)
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