「この会議が終わったときに、どうなっているのが正解か」

家電メーカーで、新商品の機能を開発部門からセールス部門に説明する会議だとすれば、「新商品の機能をお客様に説明できる」という状態がゴールです。「これで新商品の機能をお客様に説明できますか?」と聞いて、全員が「できる」と答えられれば会議を終えられます。

説明会ではなく、経営課題を議論するような場合であれば、参加者は絞り込む必要があるでしょう。そのときも、「この会議が終わったときに、どうなっているのが正解か」という点から考えれば、どんな参加者を集めればいいのかも、自ずと明らかになるはずです。

仕事で課題があったとき、「事実確認」と「原因深掘り」はひとりでもできます。しかしそれをひとりで主張しても、課題は解決しません。周囲を動かし、課題を解決するために、ぜひ会議を活用してください。

▼どうなったらゴールなのか「終了条件」を決めてから開く

榊巻 亮
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ ディレクター。著書に『世界で一番やさしい会議の教科書』(日経BP社)、共著に『業務改革の教科書』(日本経済新聞出版社)がある。
 
(構成=朽木誠一郎)
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