それは「明日も今日と同じことをするのだと想像してみる」ということ。深夜にラーメンを食べれば、太ってしまうことは誰でも知っています。それが明日も、明後日も、来週も、来年も続いている。そう考えるとぞっとしませんか?
このままの毎日が続けばどうなるか
このときに働かせるのは、強い意志ではなく、このままの毎日が続けばどうなるか、という予想だというのです。これなら僕も夜中のラーメンをやめられそうだと勇気がわきました。
ほかにも「一生ラーメンは食べない」という固い決意は意味がない、というお話もうかがいました。どうすればいいかといえば、「10分間だけ我慢してみる。10分待ってもまだ食べたいなら食べてしまう」と自分を許してあげること。一生は我慢できなくても、10分間なら何とかやり過ごせるかもしれない。ちょっとした工夫で変化を起こすことが重要だといいます。
ケリーさんによる「夜中のラーメンのやめ方」を掲載したプレジデント最新号、特集「『脳』の科学」では、ほかにもノーベル賞受賞のシカゴ大学のリチャード・セイラー教授による『「年収300万円でもリッチになる」脳のエクササイズ』など、人生を丸ごと変えてしまう脳の秘密を徹底解明しています。ぜひご一読ください。