獲得できたかもしれない顧客を逃す
そういえば、立ち技の格闘イベント「K-1」の成功以来、世間は「○-1」だらけになった。ピン芸人日本一を決める番組は「R-1ぐらんぷり」、B級グルメのナンバーワンを決めるイベントは「B-1グランプリ」といった形だ。しかし、検索をしてみると、ありとあらゆるもので「○-1」はある。たとえば「P-1グランプリ」を検索してみると以下が出てくる。
◆「パナソニック」の会員向けネットキャンペーン
◆福井県小浜市の「プリン」の祭典
◆キャバクラチェーン「プリンスグループ」のキャバ嬢売り上げバトル
◆若者による山口県内就職促進動画コンテスト(プレゼンテーションとパッションの頭文字から)
◆「パンジャンドラム」最速王決定戦
◆日本精神神経科診療所協会の研修会に関する「プレゼンテーション」
そういったわけで、これから新商品やサイトをつくるにあたっては、若干の「キラキラネーム」を意識したほうがいいだろう。とにかく同じような名前が多過ぎると、せっかく獲得できたかもしれぬ顧客を他に奪われてしまうかもしれない。「P-1グランプリ」とつけたくなるかもしれないが、プリンの祭典であれば「小浜・プリン大決闘祭2017」とかでいいんじゃないのかな。
ネットで検索上位を狙いたければ、名前には他とかぶらない言葉を用いるべし