昼休みに15分仮眠を取る
会社でも、疲れてしまって頭が働かない時は15分だけ仮眠を取るようにしています。以前勤めていた会社にはマッサージチェアが設置されていて、そのプログラムが15分だったので、マッサージしながら仮眠を取っていました。
今は、昼食後、午後の仕事を始める前に15分だけ仮眠を取ることがあります。
15分という時間が重要で、本格的な眠りに入る前の眠りに留めるようにします。
なぜかというと、本格的に深い眠りに入ってしまうと夜の睡眠の質が下がってしまうからです。ですから昼寝は長く眠ってはいけない。軽く疲れを取るための15分程度の仮眠。
これでかなりリフレッシュできます。デスクで仮眠するのではなく、カフェなどを利用しています。旅先で周囲の音が気になる時には耳栓、光がまぶしい時のためにはアイマスクを用意しています。飛行機の中でもこの二つを用意しておくと、かなりよく眠れます。
心身の不調がある方はまず、質のよい睡眠を心がけてみてはいかがでしょうか。よい睡眠を取ることは、今やビジネスプロフェッショナルのたしなみと言ってよいと思います。
※本連載は『外資系で学んだすごい働き方』からの抜粋です。
外資系企業社員
1975年埼玉県行田市生まれ、行田市育ち。上智大学比較文化学部卒業後、オックスフォード大学大学院社会人類学修士(M.Phil)を経て、欧州系戦略コンサルティングファームCVA、グローバル会計事務所Deloitteに勤務。その後、ロンドンビジネススクールにてMBAを取得し、組織・人事領域を専門とするコンサルティングファーム、ワトソンワイアット(現Willis Towers Watson)に入社。これまで、大手企業を中心に15年以上、100社以上の経営戦略を実現する組織と、個人のミッションを実現するキャリアの構築を支援し、ハイパフォーマンス人材の発掘・評価も手がける。現在は、大手外資系ヘルスケア企業にて、社内の人事戦略立案、人事課題の解決に従事。共著に、『攻めと守りのブランド経営戦略』(税務経理協会)。GCDFキャリアカウンセラー(Global Career Development Facilitator)、認定レジリエンストレーニング講師。寄稿、講演多数。本書が初の単著。