痴漢、横領、脱税……なぜ社会的地位の高い人間が犯罪に手を染めてしまうのか。「魔が差した」という言葉を心理学の視点で分析すると?
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筑波大学 人間系心理学域 教授1964年生まれ。一橋大学社会学部卒業。同大学院社会学研究科博士前期課程、カリフォルニア州立大学心理学研究科修士課程修了。東京大学大学院医学系研究科で学位取得。博士(保健学)。法務省、国連薬物犯罪事務所(ウィーン本部)などを経て、現職。2020年東京大学大学院教育学研究科客員教授。専門は臨床心理学、犯罪心理学、精神保健学。著書に『入門 犯罪心理学』『サイコパスの真実』『痴漢外来』(いずれもちくま新書)、『認知行動療法・禁煙ワークブック』(金剛出版)、『あなたもきっと依存症「快と不安」の病』(文春新書)などがある。<この著者の他の記事> 犯人に「近づくな」という警告では不十分…被害者を守り切れない「ストーカー規制法」の致命的欠陥