まさか、あの人が――何かの事件の犯人が明らかになったとき、犯人の知人や近所の住人が驚く姿をテレビニュースでよく見ますね。普段は礼儀正しかった、大人しそうな人だった。意外だとみな口々に言います。

普通の会社でも、思わぬ人が横領や不正を働いていたとわかったり、暴行事件を起こして新聞沙汰になることがあります。最近のニュースだと、神奈川県横浜市の大口病院で入院患者の不審死が相次ぎ、院内での事件ということで病院関係者の犯行も疑われています。もしかしたら、あなたと同じフロアで働く、一見すると普通の同僚が、犯罪者である可能性もあるのです。

犯罪心理学では、犯罪をする人としない人の間には明確な差があると考えられています。犯罪者を統計的に分析すると、明らかな危険因子があるとわかっているのです。なかでも大きな危険因子はビッグ4と呼ばれており、「犯罪歴」「反社会的交友関係」「反社会的認知」「反社会的パーソナリティ」が挙げられます。反社会的認知と反社会的パーソナリティとはどのようなものでしょうか。

(構成=伊藤達也)
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