「左遷」はなぜ生まれたのか? その特殊な人事制度に焦点を当て、日本の共同体的な組織文化の特徴とその問題点を冷静に分析した一冊。
続きを読む『左遷論――組織の論理、個人の心理』楠木新著
『左遷論』(中央公論新社)
- 著者 楠木 新
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経済ジャーナリスト、作家大正大学表現学部客員教授。1959年横浜市生まれ。84年法政大学経済学部を卒業後、日経BP社入社。日経ビジネス副編集長などを経て2002年4月『日経ビジネスアソシエ』を創刊、編集長に。ビジネス局長(日経ビジネス発行人、日経ビジネスオンライン発行人)、日経BP net総編集長などを務めた後、14年3月末、日経BP社を退職し、独立。日本テレビ「シューイチ」、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」などに、コメンテーターとして出演中。著書に、『文章は読むだけで上手くなる』(PHPビジネス新書)、『「IR」はニッポンを救う! カジノ? それとも超大型リゾート?』(マガジンハウス)、『東京ランナーズ』(KADOKAWA)、『働き方は生き方 派遣技術者という選択』(幻冬舎文庫)、『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』(平凡社新書)などがある。