「一汁三菜」汁物で胃は大満足

「一汁三菜の和食」の特長は、脂質がほぼゼロである主食のご飯と、低カロリーの汁物でお腹を満たせることです。ヒトの満腹時の胃の容量は1.2~1.5リットルといわれており、ご飯と汁物で胃を満たせば、カロリーのある“おかず”を食べ過ぎないですみます。

国が豊かになりGNP(国内総生産)が増えると、肉などの動物性食品の摂取量の増加とともにエネルギー摂取量も増加することが報告されています(図2)。

けれども、日本は、この流れに迎合していません。GNPが増えても、動物性食品の摂取量やエネルギー摂取量はあまり増えていないのです。この結果には、主食と汁物を取り入れた一汁三菜の食事構成が大きく貢献していると考えられています。

ところが、最近は残念ながら伝統的な「一汁三菜」の食事構成が崩れ、エネルギーの過剰摂取により引き起こされる生活習慣病が急増しています。内臓脂肪を減らしたいなら、食べる量や質をコントロールしやすい「一汁三菜の和食」を復活させることををおすすめしたいです。

この食事構成を基本にして、さらに健診の時に気がかりな検査項目の改善に役立つ食品を選び、その調理法などを工夫すれば、もうバッチリです。では、健診直前でも“効果”が期待できる具体的なヘルシーメニューをご紹介しましょう。