男性も尿検査で前立腺肥大になるリスクがわかる

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ある女性の尿中エクオールの数値。5段階あるうちのレベル4、著者もレベル3で「デキル」女子だった(レベル2以下が「デキナイ」女子)

いつまでも、女性らしくかわいらしく美しくありたい、と美に対して貪欲なバブル女子たちにとっては、エクオールができるかできないかは、死活問題で、ぜひとも、知っておきたい情報だ。できないとなれば、なんとしてでも手に入れたいと思うだろう。

なぜならば、彼女たちは、現在、更年期(45歳から55歳といわれている)真っ只中世代で、急激に女性ホルモンが減りゆくお年頃だから。これを自分でつくり出せるかどうかは、今を快適に過ごすだけではなく、この先の人生にとっても大変重要な要素になってくる。

日本女性の閉経は55歳前後。平均寿命は、86歳。人生50年の昔なら、閉経したら「はい人生も終わり」、であったけれど今は先がとても長い。30年もある。閉経後、女性ホルモン(エストロゲン)のレベルは男性以下になるというのに。ある意味、ずっと女であり続けなければならない私たち。

男性には未知の世界であろう、年頃女子のカラダの不調は、女性ホルモン減少が原因のことが多いというけれど、このエクオールがつくり出せれば、のぼせ、発汗、メタボ、肩こり、骨粗鬆症、イライラなどの更年期による症状は緩和されるのだという。バブル女子は、さらに長生きしそうである。

じゃあ、エクオールが作れない人は、どうしたらいいか。まずは納豆やチーズなどの発酵食品や食物繊維を多く摂取して腸内環境を整えることが大事なのだそう。近頃は、エクオール含有食品も販売されているから安心だ。

男性諸君は、最近、意味不明にイライラしている妻の話かな、と耳を閉じることなかれ。是非、妻とともに尿検査をお試しあれ。実は、エクオールがデキル男は、前立腺がんや前立腺肥大などになりにくく、禿(脱毛)の予防も期待できる、との報告があるらしいですから。

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