102歳で厨房に立ってラーメンを茹でる。108歳にして理容師として常連客相手に散髪をする。102歳ながら顧客と接して化粧品を販売する――。取材して見えてきた「百寿者」3人に共通する生活習慣とは⁉

麺を茹でる間にスクワットを行う

群馬県藤岡市の山間部にある中華食堂「銀華亭」。天川あまがわふくさんは、102歳の現在も週5日働いている。厨房に立つのは正午からの1時間、昼の営業で最も忙しい時間帯だ。次男の俊二さんとパートナーの女性、長女の武者久美子さんと共に店を切り盛りする。

1玉が140gになるよう麺を計量し、大鍋に投じていく。茹で上がると手際よく平ざるで湯切りをし、伝票を確認しながらチャーシューや卵など具材を盛り付ける。42歳のとき、夫の孝さん(2003年に死別)と共に開業して60年。一連の動作に無駄はない。

(取材・文=亀井洋志 撮影=石橋素幸(天川さん)、編集部(箱石さん、堀野さん))
【関連記事】
クスリの9割はやめられる…「薬やめる科」の医師が教える飲みすぎてはいけない8つの薬
家でぼーっとする老後は超危険…「定年でボケる人」と「幸せになる人」の決定的な違い
「減塩をがんばる人」は自ら寿命を削っている…100歳までちゃんと使える「肝臓&腎臓」5つの新常識
たった1分で「ウォーキング53分間」の効果あり…肝臓・腎臓を若返らせる超カンタントレーニング4選
脳がボケない「カレーライス」の食べ方をご存知か…専門医が教える"認知症リスク"を下げる11の習慣