腸内環境を決める三つの要素

近年、「腸内環境」という言葉がいわれるようになりましたが、腸内環境は、①腸内細菌叢(腸内フローラ)、②腸管機能(胃・結腸反射・直腸反射等)、③食事という三つの要素で構成されています。

【図表1】消化管に存在する腸内細菌
出所=『あなたの腸で長生きできますか?』(三笠書房)

①腸内細菌叢(腸内フローラ)は先ほどお話ししたとおりです。

②腸管機能とは「蠕動運動」(腸が伸びたり縮んだりを繰り返して、消化した食べ物を移動させ、体外に排出する)、「胃・結腸反射」(食べ物が胃に入ってふくらむと、胃から大腸が反射的に収縮し、便を直腸に送り出そうとする)、「直腸反射」(消化されたものが直腸に届くと、脳に刺激が送られて便意を感じる)が相当します。