言うまでもないことだが、財務の健全性は企業にとって重要な要素である。その財務の健全性を表す指標に「負債資本倍率(DEレシオ)」があるが、旭硝子では2014年12月期にDEレシオが0.5倍まで下がる見通しだという。ちなみに11年12月期は0.57倍、12年12月期は0.54倍である。

DEレシオは「Debt Equity ratio」の略で、「返済義務のある有利子負債が、株主資本の何倍か」を表す指標である。「有利子負債÷株主資本(自己資本)」で計算され、数値が低いほど、健全が高いことを示す。