パナソニックが2013年3月期中にトヨタやホンダ、新日鉄住金などの保有する株の一部を売却したことがわかった。その売却額は1000億円に及ぶという。
保有株を売却することによって、どんなメリットがあるのだろう。会計処理のプロセスをたどりながら検証したい。
報道によると今回売却した株式とは、取引安定化のために所有していた株式、いわゆる「持ち合い株」だという。持ち合い株は、互いの取引関係を長期間にわたって安定的に維持することを目的に、それぞれ取得した相手の会社の株式を指す。株式を保有することで相手の会社の経営意思決定に参加できるほか、互いの信頼を損なうような行動がとりにくくなるため、双方にとって良好な関係が維持されやすいという利点がある。
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