日本電子は2013年3月期の連結損益分岐点売上高が10年同期に比べて1割強下がる見通しであるという。円高対応として、人員削減やグループ会社の統合などのコスト削減を進めた結果であり、1ドル=78円でも黒字になる収益構造が構築できたそうだ。

損益分岐点は営業利益が赤字にならないデッドラインのことである。その営業利益は売り上げから変動費と固定費を除いて計算される。

固定費は経営を維持するために不可欠な費用で「キャパシティコスト」ともいわれる。人体でいえば、生命を維持するための「基礎代謝」に当たるものである。