昇進や任務についても交渉する

強すぎもせず、弱すぎもしないちょうどよい要求の仕方を学ぶ必要がある(Getty Images=写真)

ほとんどの人が、仕事についてではなく報酬について交渉するという誤りをおかすと、マクギンは言う。求職者がともすると金銭を重視しがちなのは、それがはっきりと目に見えるものだからだ。

だが、ポジションを魅力的にする要素は、そのポジションに与えられる金銭だけではない。昇進の機会、やりがいのある任務、経営幹部と協働するチャンスなど、そのポジションを大きな満足感が得られるものにする他の要素を考えてみよう。

「どうすれば自分がつきたいと思う最もすばらしい職務を構築できるだろうか」と自問しよう。それから、給与に加えてそれらの非金銭的要素についても交渉しようと、マクギンはアドバイスする。いったん職務についたら「自分の職務の基本構造について交渉するのはきわめて難しい。それをやるためには会社を辞める必要がある」と、マクギンは言う。

(ディプロマット=翻訳 Getty Images=写真)
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